JGC国内線修行 お薦めルート
 私が国内線でJGC修行を行い、有効と思ったお薦めルートは以下の3つです。
 ① HND(羽田)-OKA(那覇) の単純往復
 ② CTS(新千歳)-FUK(福岡) の単純往復
 ③ OKA(那覇)-HND(羽田)-CTS(新千歳) の往復
 そして、1日のトータルフライトが、10円/FOPを超えないようにプランを練ることです。
 1日のトータルフライトで10円/FOPを超えれば、JGC修行の総航空券代は50万円超えコースですから、自分が行きたい場所の欲求は、何処かでボーダーラインを引いて、1日のトータルフライトが10円/FOP以下になるように抑えるしかないでしょう。そういう"行きたいところに行く"というプランは、JGC修行が終わってから、貯まった手持ちのマイルを活用して行くことを考えて下さい。
 どう考えても、「ファーストクラスに乗ってみたいから。」と18.20円/FOPのフライトをするのは ( ← 私のこと )、アウトです。「1回位いいじゃないか。」と自分を甘やかすと、直ぐに総航空券代に跳ね返ってきます。JGC修行中は、自分の欲求は我慢で押し潰すしかありません。その考え方が、結局「要領が良い。」ということになります。

① HND-OKA の単純往復

 ①は、円/FOPが最良になります。JALのCAさんはわかっていますが、航空券代が安価な便には、相当数のJGC修行僧が搭乗しているでしょう。この路線が、FOPを稼ぐのに最も効率的な路線です。
 OKAはゆいレールが走っていますから、お宿までゆいレールを利用すれば、往復600円代。レストランも適価なところが見つかりますし、3,000~4,500円/泊位を目安にすれば、居心地の良い安宿がたくさんあります。
 ポイントとして、HND起点ではなくOKA起点にすれば、(OKA-HND)→(HND-OKA)の往復は、日帰りの安い航空券で組めますし、1日で 1,476FOP x 2 = 2,952FOP をゲット出来ます。また、1日で2往復するプランも組みやすくなります。
 それから、HND-OKAは良いのですが、HND-ISG(石垣)とHND-MMY(宮古)は、JCG修行を目的とするのなら、止めた方が良いでしょう。空港から出ず、本当にタッチで戻ってくるのなら現地出費は抑えられますが、空港から出ようとすると、ISGなら1時間に2本のバスしかなく、通常、往復のバス代だけで1,000円を超えます。MMYは、車で移動することが前提の島ですから、路線バスは1時間に1本以下で、タクシーかレンタカーを借りないと、空港から出るのが困難です。歩いて空港から出る気なら出られますけど・・・
 ISGやMMYは、観光旅行に出掛けるなら良いのですが、JCG修行が目的だと冴えません。JGC修行とは切り離して考えるべきでしょう。
 OKAを経由する路線は、9~10月は台風で大幅なディレーや欠航がありますから、9~10月は、OKA乗り継ぎのタイトなプランを練らない方が良いでしょう。
( HND-OKA片道 普通席:1,476FOP ウルトラ先得だと6.30~6.80円/FOP位 )

② CTS-FUK の単純往復

 ②もJGC修行層が頻繁に利用している路線です。JGC修行層のパターンの一つとして、CTS-FUKを飛んで、同じ便(同じ飛行機)でFUK-CTSを戻ってきます。乗り継ぎ時間が1時間を切りますが、同じ飛行機が往復するのですから、乗り遅れがありません。
 制限エリア外に出ると。時間いっぱいいっぱいになりますから、FUKで飛行機を降りたら、JALの地上係員に言えば、バイパスで出発ゲートに通してくれます。往復の2レグでCAさんに顔を覚えられますが(私は2日連続で、4レグ乗りましたら。)、この路線はJGC修行層(CAさんは「修行をしている人」と言います。)はけっこういるそうで、大丈夫です。CAさんは、CTS-FUKが修行路線だと知っていますから。この路線に何度も乗っていると、CAさんにアメがいっぱい入った袋をもらえます。(笑)
 ②はCTSを起点に往復して、CTS泊(新千歳空港温泉泊)にすれば、美味しいものが食べられて、宿泊費も安く済みます。但し、真冬のプランは、雪の影響を加味して、余裕を持った渡航計画を立てて下さい。
( CTS-FUK片道 普通席:1,342FOP ウルトラ先得で7.60円/FOP位 )

③ OKA-HND-CTS の往復

 JGC修行を始めようとすると、HND-OKAとHND-CTSは、誰でも間違いなく調べていて、そして、HND-CTSのプランは却下になります。理由は、「HND-CTSは円/FOPが悪いから、修行路線に適さない。」と結論付けてしまうからですが、そうじゃないのです。
乗り継ぐ場合は、1日の総FOPと円/FOPが重要で、1日のフライトで、円/FOPが悪い路線と良い路線を足し合わせれば、総FOPは多くなって、円/FOPの劣化は小さくなります。言われてみればそうですが、飛行ルートの検討時は、色々調べていますから気が回らなくなります。
 OKAからCTSに飛ぶなら、経由地により以下のFOPになります。
HND経由 OKA-HND-CTS  普通席 2,242FOP
FUK経由 OKA-FUK-CTS 普通席 2,148FOP
KIX経由 OKA-KIX-CTS 普通席 2,108FOP
 HND経由とKIX経由の差は 134FOP. 季節によって航空券代は異なるでしょうが、HND経由とKIX経由の航空券の差額は、2020年2月なら、1,100円程度(スーパー先得)です。
 JCG修行中は、100~200FOPの増加を気にして、クラスJのキャンセル待ちに臨みますから、HND経由のOKA-HND-CTSをチョイスした方が有利です。
 それでも私は選びませんが・・・ 理由: HNDが私の最寄り空港なので、面白くないから。(笑)
( OKA-HND-CTS片道 普通席:2,242FOP 私は未搭乗です。 )

①, ②, ③ をメインに飛び回れば効率的です。

 この①, ②, ③をメインに飛び回れば、割安にFOPが稼げます。これ以外に飛ぼうとすれば、円/FOPは、まず間違いなく劣化するでしょう。JGC修行においては、自分で飛びたいところに飛びたい欲求と、円/FOPを天秤にかけることになります。結局、妥協点は自分で決めることになります。